皆さん、こんにちは。コロナ禍で大変な日々ですが、どのようにお過ごしでしょうか?
今回は近況報告をさせていただきます。
今シーズンの第2戦(1戦目ニュージーランドキャンセル)となるワールドカップが12月、2月にアメリカで開催予定でしたが、新型コロナウイルス拡大の影響で、中止になり、ついに世界選手権までキャンセルになってしまいましたました。
今シーズンからオリンピックの選考大会になるので、どんどん予選が無くなりチャンスが少なくなっている現状です。
この時代にスポーツ、競技する、続けるということは、特別で経験できないことができていると思う反面、心身ともに苦しく、気持ちを維持することが難しいシーズンとなっています。
私が思う選手としてあるべき姿と、実際の今の姿が一致せず、、どうすべきかと日々思っています。
私が思う選手の姿とは、何事にも恐れず立ち向かっていき、常にポジティブで、目標に対して逆算し、確実に進んでいく。ようなイメージです。
コロナ禍、先が分からないシーズン、、
今の私は 慎重すぎるくらい… 慎重になっています。
いろいろ考えても解決しないのは分かっています。今ある環境、今自分が求めるストレスが少ない環境で頑張るしかないのです。
改めて過去の自分を振り返ると、自分が思い描く選手の姿を演じていただけだった..そんな気がします。
当時は、そんなことを思っていませんでしたが( ゚д゚)
ポジティブでないといけない、弱音は言っちゃいけない、前だけ見て確実に目標達成する!というような感覚でした。
今思い返すとあれは、自分を奮い立たせるための仮の姿だったんじゃないかな?と、思います。
あの日から月日が経ち様々な経験から、今ではもう少し自分を認めて、素直にスキーと向き合おう。という考えになりました。
思うようにスキーができない、気持ちも体もついてこない、いろいろなことが悔しい、苦しい、悲しい。それでも、スキーは大好き、ハーフパイプも大好き。
これが今の私の素直な気持ちです。
今はやるべきこと、自分の体、気持ちと向き合いながら最善を尽くす。
この夏、私はスキーが確実に上手くなりました。
世界、日本、会社の方々、家族、周り全ての人が大変な思いをして日々を過ごしていると思います。この環境でスキーを出来ること、競技者であること、全てのことに感謝して、あと1年もう少し頑張って行きたいと思います。
